受信の準備
インストールが正しく行われたところで、いよいよ受信です。ここでは、受信に先立つ事柄の説明をします。

動作環境
この番組表・予約クライアントを動作させるために必要な環境の説明をここでします。本来、このような説明はインストールの説明と一緒にすべきですが、このインストールの説明は受信ボードに依存してしまいますので、ここでは受信ボードに依存しない形の説明をします。受信ボードによっては、ここで説明する資源より多くの資源を要求する場合もあります。その場合、そちらを優先してください。

OS: ウィンドウズ98
CPU:MMXペンティアム233MHz相当以上(受信ボードによっては、また、同時受信する番組数、受信する番組の送出速度によっては、もっと高速のCPUが要求される場合があります。) 可能であれば、セレロン500MHz相当以上を推奨します。  
メインメモリ:64メガバイト以上

「MCSS SID切替ソフト」の起動
ここまでのインストールが正しく行われていれば、あなたのパソコンのデスクトップ上に「MCSS SID切替ソフト」と書かれたアイコンがあるはずです。

 

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このアイコンをダブルクリックしてください。これにより、メガウェーブセレクトを受信すると自動的にチューナーパネルチャンネル(用語の説明の「チャンネル」を参照)が切り替わるようになります。この「MCSS SID切替ソフト」が正常に起動すると、タスクトレイの中に、下図のようなパラボラアンテナの絵をもつアイコンが現れます(実際は、もっと小さいです)。このアイコンには、暫く「?」マークがついていますが、10秒くらいでこの「?」マークは消え、パラボラだけになります。

 

mcssicon.GIF (306 バイト)

 

もし、30秒くらい待っても、「?」マークが消えない場合は、

  • ICカードの鍵が解けていない。

  • インストールが正しく行われていない。

  • MCSS チャンネル切替ソフトが起動していない。

  • 受信のためのハードウェア(ボードなど)のドライバがインストールされていない。

などの障害が考えられますので、これらの項目について、再度、ご確認ください。

 

「番組表・予約クライアント」の起動
いよいよ、「番組表・予約クライアント」の起動です。とはいっても、デスクトップ上にアイコンは存在しません。また、ウィンドウズの[スタート]からの起動でもありません。実は、一例として、下記のWebサイトにアクセスして、表示されるホームページから、受信予約クライアントを起動させます。

http://www.megawave.ne.jp/mcftp/

このWebサイトには、MegaWave Selectで提供されているチャンネル(CPチャンネル)の一覧があります。この中に、

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というボタンがあります。このボタンをクリックすると、「番組表・予約クライアント」が起動します。初めて「番組表・予約クライアント」を起動すると、

 

 

のようなダイアログが現れ、受信したコンテンツを保存するフォルダの設定が促されます。ここで指定したフォルダ以下に各コンテンツ毎のフォルダが作られ、その中に、ファイルが蓄積されます。ここでは、あなたのパソコンに接続されている十分に空き容量のあるハードディスクを指定してください。例えば

C:\MEGAWAVESELECT


のように、ドライブ名から記述した絶対パスで指定してください。存在しないフォルダを指定した場合には、自動的にフォルダが生成されます。一旦、このフォルダの設定をすると、次回の起動からは訊いてきません。なお、この設定はこの「番組表・予約クライアント」の中でも変更することができます。

 

番組表の概要と各部の名称
「番組表・予約クライアント」は、上のウェブサイトから、最新の番組表情報をダウンロードして、自動的に番組表を構成し表示します。縦方向が時間軸、横方向がチャンネルです。つまり普段見慣れたラジオテレビ欄と同じようになっています。後ほど、詳しく説明しますが、この番組表は、縦方向に拡大縮小したり、横方向に拡大縮小したりできます。また、番組名や番組内容の中を文字列検索し、マッチした文字列が存在するときだけ予約受信する機能があります。さらに、表示したくないチャンネルを非表示にしたり、番組カテゴリーによって、表示非表示の指定をすることもできます。 

さて、上の説明では、横方向が「チャンネル」と言い切っていますが、じつは、ここには、チャンネル(「CPチャンネル」のこと。詳しくは、用語の説明参照。)だけが表示されるわけではありません。「チャンネル」の他に「シリーズ」、「番組カテゴリー」の3種類での表示が選択できるようになっています。

下の図は、起動した番組表の画面に各部の名称を記入したものです。

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「タイトルバー」「メニューバー」「ツールバー」「ステータスバー」は、ウィンドウズで標準的に使用される用語ですので、ここでは説明しません。ただ、この説明の本文中ではしばしば、これらの用語を使用しますので、位置関係は記憶しておいてください。

この番組表は縦方向にスクロールできます。スクロールすると、番組表が表示している時間帯が変化します。その時間帯の最初がこの「番組表表示開始時刻」に示されます。

番組表の横軸、つまり、新聞などのテレビラジオ欄のチャンネル名のところにあたるのが「番組表タイトルバー」です。ここは、チャンネル名だけでなく、シリーズ名、番組カテゴリー名などが表示されます。

「タイムスケール」は、時間軸を表示するための、1時間毎の目盛りの入った縦長の物差し(スケール)です。これは、後に説明する環境設定で設定しますが、最長7日分のスケールとなります。

「衛星同期時刻表示」は、衛星から送出される時刻情報を取得して、時刻を表示しています。品川の送出システムも全てこの時刻に同期して動作しています。

「現在時刻インジケータ」は、「今」が番組表上のどこにあるかを指し示します。これは、少しずつ下に動いていきます。

「予約状況表示領域」には、予約が受け付けられた番組だけで構成される番組表が表示されます。この領域は、設定によって、なくすこともできます。

以上で、番組表の各部の名前もわかりましたし、受信前の準備は完了です。

ご質問は、webmaster@sp3.comまで。

Mega Wave Selectは、NTTサテライトコミュニケーションズ株式会社が提供する衛星マルチキャストコンテンツ配信サービスの名称です。


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