質問 |
リアルタイム・レイヤー処理ってなんですか? |
隊長の答え)リアルタイムっつーのは、分かって貰えると思うけどさ、いきなりレイヤー処理って言われたって、お客さん困っちまうつーの。この会社、宣伝へただね。まったっく。「リアルタイム受信処理」って言えば、なんとなく分かったような気ににさせて済んじまうものをさ。だから、おいらが解説しなけりゃならないんだ、全く世話がやけるぜ。そもそも、この「『それいけ!
空援隊』ってなんなの」ていうところから、話をはじめないと、お客さんこまっちまうだろう。ま、それは、おいておくとして、デジタル放送って言うのはさ、トランスポートストリーム(transport
stream)っていうデータの流れで放送しているんだな。このまんまじゃ、何にも使えないから、これに少しずつ、加工して映像信号にしたり、音声信号にしたり、はたまた、ハードディスクに蓄積するファイルにしたりするんだな。この少しずつってところが、階層になっているもんだからレイヤー処理って言うんだな。つまりさ、「それいけ!空援隊」は、受信開始と同時に、ハードディスクにファイルを蓄積して、受信完了と同時にファイルの蓄積が完了するっていうわけだ。こんなことがなんで、特長の最初にくるかっつーと、なかなかこれが難しいからなんだ。じゃ、どうして、こんなことが重要かっつーと、これができるってことは、連続した番組を予約した時や、同一チャンネル内の同時放送の番組の予約に制限が無いことを意味するんだな。また、雷やおやじの剥げ頭が電波を遮って、データの取りこぼしがあっても、レイヤー処理が尾を引かないので次回の送出で確実にリカバリするわけだな。ま、こんなところかな。 |
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