質問 |
なぜ「それいけ! 空援隊」は耐データドロップアウト性能が高いのでしょう? |
隊員の答え)す、すみません、隊長はガラが悪くって。さて、この質問の答えは、極秘なので、隊長には内緒でこっそり、ちょっとだけ教えます。これには、いくつかの理由があります。データ放送は電話線に比べると、十倍から百倍位のデータ電送速度がありますが、PCIバスにとっては、データ放送の速度は大変遅い。何といっても、PCIバスの最大データ転送能力は、133メガバイト/秒なのに、衛星から降ってくるデータの速度は、トラポン丸々受信しても4メガバイト/秒弱程度です。さらにその一部を使用しているデータ放送は最大でも0.8メガバイト/秒でさらに遅いわけです。すると、受信ボードから受信したデータを読みだそうとして、CPUが待たされるわけですね。と、その間、CPUは何もできなくなってしまうわけです。ま、上手に設計すれば別でしょうけど。ところが、ISAバスは、それ自身遅いのですが、遅いのを前提としているので、ISAバスにアクセスしている間、CPUは別の仕事が出来るようになっているのです。これは、インテルが偉いんですね、インテルから最初にそう言うマザーボード用のチップセットが出て、いまはどのメーカーのチップセットもそうなっています。「それいけ! 空援隊」でデータ放送を受信中も、ワープロソフトやゲームがサクサク動作するのは、この辺が理由なんですね。データを取りこぼさないのも、この辺が効いているわけですね。そうそう、ご存知の方もいると思いますが、ヒューズのダイレクトPCの受信ボードも、ISAバスの方が調子がいいのですが、これも、この辺が理由ではないかなって思ってます。そして、もうひとつ理由があるのですが、これ以上言うと、除隊になってしまうので、勘弁してください。いま、就職環境厳しいもんで。ごめんなさい。 |
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