上越国境:谷川岳から湯檜曽川源流周遊
2001年10月13日(土)〜14日(日)
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 9月末の白毛門から見た谷川岳の眺めが忘れられずに、 再び谷川岳へ行ってきました。今回は1泊2日なので、1日目に谷川岳を越えて、蓬峠に宿泊。 2日目には、清水峠〜朝日岳〜白毛門を回って、土合駅に下りる欲張った計画です。 天候ははっきりしないのですが、次週の予定もあるので、予定通り出発しました

第1日目:
天神平(0930)→熊ノ木沢避難小屋(1000-15)→肩ノ小屋(1110-15) →トマの耳(1125)→オキの耳(1140)→一ノ倉岳(1230-50)→茂倉岳(1305) →笹平(1355-1405)→武能岳(1440-45)→蓬峠(1515)
 1日目は蓬峠までと長いので、ロープウェーを利用して天神平へ。あいにく小雨のパラつく天候の 中を谷川岳へと出発しました。熊穴沢ノ避難小屋で一休止している間に天候が回復してきました。 天神尾根上部では、草紅葉を堪能できましたが、肩ノ小屋に近づくと再び風とガスが流れてきました。 寒さに震えながら、谷川岳から一ノ倉岳まで歩き、一ノ倉の避難小屋でホッと一息つけました。
天神尾根から白毛門 天神平上部を振り返る 天神尾根上部からの展望 国境稜線の草紅葉
谷川岳肩ノ小屋 谷川岳にて
 一ノ倉からもガスと雨の中、茂倉岳を越え、武能岳へと向かいました。笹平あたりで風が弱まり 一安心。急坂を登り武能岳を越えると、蓬峠まで草原の道が拡がっていました。 たどり着いた蓬ヒュッテは狭いながらも気持ちのよい小屋でした。  ところで、新装なった茂倉岳の避難小屋ってどんな感じなんでしょう?
笹平から見た無能岳 武能岳から見た国境稜線
第2日目:
蓬峠(0450)→七ツ小屋山(0610-15)→清水峠(0635-0700)→JP(0840)→朝日岳(0905-20) →笠ガ岳(1020-50)→白毛門(1130)→松ノ木沢ノ頭(1210-15)→土合橋(1350)
 一晩中ガスと風の天候が続いていました。朝になっても回復しなくて逡巡していましたが、 回復を期待ことにして出発しました。七ツ小屋山を過ぎ、清水峠の避難小屋でゆっくりと朝食。 出発する頃には風も弱まり、朝日岳の手前あたりからガスが晴れてきました。そのおかげで、 池ノ窪の草紅葉、朝日岳からの展望、と十分堪能しました、風は強かったけどネ・・・・。
清水峠の避難小屋 ガスの谷川岳の稜線 雲海の向うの至仏山 池ノ窪の草紅葉
池ノ窪の草紅葉 池ノ窪の草紅葉 谷川連峰の眺め
朝日岳山頂にて 谷川連峰の眺め 武能岳と蓬峠の稜線 笠ガ岳へ続く稜線
朝日岳西面の草紅葉 朝日岳を振り返る 対岸の谷川連峰
 笠ガ岳山頂は風も穏やかだったので小休止。谷川岳が迫力で迫ってきます。 遠くは、尾瀬・日光の山、赤城山も見えています。う〜ん、この展望いいな〜〜。 足下には白毛門が小さく見えています。あそこまで降るんだ・・・・
笠から見た朝日岳 笠ガ岳にて 足下の白毛門 谷川連峰の展望
武能岳と蓬峠 七ツ小屋山と大源太山 巻機山へと続く稜線 朝日岳の展望
朝日岳へと続く稜線
 白毛門まで下りてくると、狭い頂上が登山者で一杯でした。頂上直下の露岩帯をやり過ごし、 松ノ木沢ノ頭で一休止。これで谷川岳は見納めになり、あとは樹林帯を土合駅まで下るだけです・・・・。
スカイラインを歩く登山者 笠ガ岳(左)と朝日岳 正面に一ノ倉沢 谷川連峰の展望
上越国境稜線の眺め 正面に天神平 白毛門頂上付近の草紅葉 白毛門頂上付近の紅葉
松ノ木沢ノ頭から見る谷川岳 松ノ木沢ノ頭からの白毛門
 
 土合橋に2時前と予定より早く着いたので、相棒と相談して、バスで水上まで出て 1本早めの電車で帰ることにしました。電車はそこそこ混んでいましたが、 八王子まで座ることができました。決して良いとはいえない天候でしたが、 朝日岳/笠ガ岳/白毛門からの展望に大満足でした・・・・・。

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制作:加藤 輝男 2001年10月28日
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