この「工業、鉱業、興行」というところは、漢字フロントエンドプロセッサの動きを表現したつもりです。で、話が変わって、ここで、わざわざ、「鈴本」という架空の名前を使ったのは、サピエンスの所在地のすぐ近くに、かつて、鈴本と呼ばれた、お笑いの殿堂があり、「西の吉本、東の鈴本」といわれるくらい、お笑い芸人が集り散じたところだったからです。もっとも、これは、この間の大東亜戦争のときのはなしで(まるで、見てきたようないいかたですが)、本家の上野鈴本がうらやむほど、大塚鈴本が大繁盛し、上野鈴本が空襲でやけ、そして、終戦直前に、やはり空襲で、大塚鈴本が焼けてしまい、いまは、跡形もなく、ふつうの民家に変わっています。サピエンスは、そのお笑いの精神だけは、受け継ごうと考えております。ハイ。

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