C:\Windows\temp

の中に保存してください。保存されるファイルは、

InstSP3.exe

というファイルです。ダウンロードが完了したら、エクスプローラーから、このファイルをダブルクリックして、実行してください。インストールが自動的に始まり、完了します。この辺は通常のアプリケーションのインストールと全く同じです。（このユーティリティが起動しているとインストールできませんのでご注意ください。）

なお、sp3fileを生成するユーティリティは、sp3distillerといいます。ディスクトップ上に、スクリーン写真２の様なショートカットのアイコンが現れれば、ユーティリティのインストールは完了です。

C:\Temp

というフォルダに、プリンタドライバに関する２つのファイルを生成しています。このプリンタドライバは、紙にプリントアウトするためのプリンタドライバではありません。ウィンドウズのアプリケーションのプリントイメージをsp3fileに変換するための、プリンタの真似をするドライバです。さて、後は、プリンタの追加の作業です。スタートメニューから、

［スタート］-［設定（Ｓ）］-［プリンタ（Ｐ）］

を選んで、その中から「プリンタの追加」をダブルクリックしてください。プリンタ追加のウィザードがあらわれます。要点としては、

• プリンタの接続場所としてローカルプリンタを選ぶこと。

• プリンタの製造元とモデルの問い合わせのメニューでは、［ディスクを使用］を選んで、C:\Tempを指定すること。

• ＭＳ-WindowsのＣＤが必要になること。（パソコンによっては、ＣＤのイメージ（内容）がすでにハードディスクに入っている場合があり、その場合は、ＣＤは不要です。）

• プリンタで使用するポートは、ＣＯＭ１かＬＰＴ１を選択すること。
  

だけです。これさえ注意すれば、プリンタの追加（プリンタドライバのインストール）は無事完了します。なお、ここでインストールされるプリンタドライバは、白黒のプリンタドライバです。つまり、このプリンタドライバ経由でアプリケーションに関連づけられたファイルをsp3fileに変換すると、全て白黒になります。

以上で、Ｗｉｎｄｏｗｓ９５／９８用の全てのインストールが完了しました。