You can't beat the convenience...SP3LOGO64.JPG (5483 バイト)
sp3fileの暗号機能に就いて説明します。
暗号は、解読されにくくする(専門用語では、「攻撃に対する強度を上げる」といいます。エヘン)ためには、

◎鍵のビット数を上げる。

◎アルゴリズムを複雑にする。

が通常用いられる手段ですが、もう一つ重要な手段として、

◎圧縮と組み合わせる

ということがあります。通常の暗号の専門家は、彼らの開発している暗号アルゴリズムが圧縮データと組み合わせるとは限らないので、純粋に暗号アルゴリズムの強化に励んでいます。ところが
sp3fileは、JBIGで採用されているQMコーディングという圧縮データの暗号化に使用されることを前提とできますので、強度の高い暗号を実現することができます。そのことをうまく利用して、暗号の強度を保ちながら、暗号処理の速度を稼ぐアルゴリズムを採用しています。

しかし、専門家はこう言うでしょう。イメージデータにはよく、白ベタの部分、黒ベタの部分があり、その圧縮データはパターン化されやすく、そこを攻撃の対象にして、鍵を解読し、その鍵で全体の暗号を解読することができると。わたしどもは、それに対しても、万全です。お客さまが設定した鍵を2つの部分にわけ、片方を白ベタ、黒ベタ部分用、もう片方を意味のあるイメージ部分用にして暗号化しています。つまり、万一、白ベタ部分、黒ベタ部分の鍵が解読できても、その鍵は、本当に意味のある部分の鍵には使えないわけです。

 

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