放送は、インターネット等に代表される通信などと異なり、放送時間が終わってしまうと受信は出来ません。従って、受信している最中にディスクの容量不足が発生すると、その番組が永久に受信できなくなってしまうわけです。まずそのことをご理解ください。容量不足の責任はお客様にあるにしても、何もしない訳にはいきませんので、ソフトウェアで出来ることは最大限やりました。「それいけ! 空援隊」の受信ソフトは、この容量不足に起因するトラブルに対処するため、2つの対策を講じています。 |
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一つの対策は、ディスクの空き容量の自動チェックです。上の写真のAのところをご覧ください。この写真では、ディスクの容量が40MB(メガバイト)を割っている状態で、受信予約をしようとすると、お客さまに注意を促すようになっています。この容量は、直接、ここで設定できますが、お客様が普段受信する番組の容量の1.5倍以上を設定するのが目安です。例えば、「日刊ゲンダイ」であれば、一回の放送が25MB位なので、ここで40MBを設定しておけば、まずトラブルは起こらないわけです。 |
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もうひとつの対策は、ディスクの容量不足が実際起こってしまったときに、緊急避難的に、別のメディアに格納するというものです。Bはその為のフォルダの設定です。この予備のフォルダは、同じハードディスクの中に指定しても、意味がありませんのでご注意ください。
[1998年10月14日]予備フォルダについて、機能改良が図られました。詳しくはこちらをご覧ください。 |
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メディアの速度にもご注意ください。例えば、フロッピーディスクに受信データを格納するフォルダを、通常、設定しないでください。最近、120MB等、容量の大きいフロッピーディスクがありますが、やはり、フロッピーディスクだと、速度が足らずに、データの取りこぼしが発生します。ただ、それでも、予備のフォルダをここに指定するのは意味があります。なぜなら、放送は数回繰り替えされますので、通常の受信時間の倍から3倍かければ受信出来てしまうからです。つまり、ディスク容量が足らなくなって、全く受信できなくなるよりマシということです。 |